海外で嫌われる他力本願な日本人

海外に住んでいると、他の日本人とのお付き合いも多い。旅行をしていても、たまたま同宿した日本人などと連れ立って行動することがある。

そういうときに、私がこれだけはちょっと嫌だ、こういう日本人は嫌だと思うのは、なんでも頼ってくる人。

たまたま居合わせただけなのに、

・飯はどこがおいしいですか
・どこそこへ行くバス停はどこですか
・両替はどこがいいですか
・飯ですか、一緒に行ってもいいですか
・今日はどこに行くんですか、一緒に行ってもいいですか
・どこの国がいいですか
・どこの街がいいですか
・これは〜語でなんて言いますか

・・・・・うるさいっちゅーねん。俺はアンタのガイドか。

特に、自分自身外国に来たばかりであまりよく知らないのにこういう人が近くにいると鬱陶しいです。

こういう人、ありえなーぃ、って思うでしょ?でも結構いるんですよ。

そうしたくなる理由もわかるのです。一人で海外に来た。言葉もわからなくて寂しい。近くに日本人がいる。となると、なんでも聞きたくなる気持ちもわかる。それに、情報交換は旅人の基本だったりもします。

しかし、ガイドブックで調べたり、会話帳持ってきたり、現地人に聞いたりネットで調べたり、自力で調べる方法は幾らでもあるのに、まず隣の日本人に聞け、っていう考え方の人は私は嫌いです。

それに、そういう人はたいてい教えて貰ってあたりまえみたいな態度を取るし、聞くばかりで自分は何も情報を持ってないので、情報交換じゃなくて一方的な情報要求(こちらからしたら情報提供)になってしまう。

最低限、自分に必要な情報は自力で集めないと、どこに行っても嫌われますよね。

・・・という話を、旅なれた友達としました。

PS
と、偉そうに言ってる私ですが、10代の頃はじめての海外旅行のときには、船を降りた瞬間に怖くて、年上の日本人に付いていって迷惑そうにされたことがあります。当時は若かった。