海外はリスキーだなと思う/そして報道の温度差について

ロシアのニュースを見ていると、アルジェリアで誘拐された外国人の人質は10カ国に及ぶ大勢で、日本人もその中に含まれているようだった。

日本のニュースを見ていると、どうも邦人が誘拐されました、とだけ報道されていて、多国籍の数十人が人質になったという印象ではなかったので、外国メディアを通じてやっと「あぁ、そういうことか」と思いました。

外務省の海外安全ホームページでも、一番厳しい「避難勧告」が出ているのはマリ国境のあたりだけで、リビア国境に関しては「渡航の延期をお勧め」というステイタスだったので、外務省もこんなことが起きるとは思ってなかっただろうなーなどと思いました。

もっとも、海外で何が起きるか、なんて誰にもわからないことなので(どんな安全な国でも晴天の霹靂みたいにリスクはあるもの)、リスク管理が甘かったとかそういうことじゃないんだと思う。

どの国籍の人質も怪我無く救出されればいいなと願っております。