ゲイ関連のニュース(続き)

http://togetter.com/li/435173

大学教授が、「同性愛者の相談窓口があるなら、ロリコンとか熟女好きの相談窓口があってもいい」と発言したことが非難されたとあります。

この件について前のエントリに書きました。

じゃあ、どんな人がどうやって噛み付いているのか見てみよう。

ひとつめ「性志向と性嗜好は違う」

性志向は「どっちの性に向いているか」、性嗜好は「性の中でどんなのが好みか」って言いたいんでしょ?そういう前提が通じるのは、その分野を特に勉強しているある種の人たちだけで、そんなの、当事者たち以外にはどっちでもいいことだって。殆どの人々にはどっちだって同じ異常性欲だと思う。言葉遊びレベル。

現に私自身同性愛者なのに、男性に性欲が向く男性を性嗜好と呼ばない理由がいまいちわかんない。

ふたつめ「同性愛をロリとか熟女と一緒にしないで!」

これ、エゴイスティックでしょ。ロリコンだって熟女好きだって同性愛者と同じように「〜を愛してしまう悩み」っていうのを抱えている人たちなのに、自分たちだけが正しい異常性欲で、あとは正しくない異常性欲みたいな、選民思想チックなエゴはなんだそれは。

それに、同性愛者の中にも小児ファンもいれば中年ファンもいて(しかもいっぱいいるぜ〜)、そういう人へのサポートはあるのに、異性愛の小児ファン、中年ファンにはサポートは無くていい、って思ってるの?同性愛者ってどんだけ偉くなったの?

自分の問題で頭がいっぱいなのはわかるけど、隣人の問題にもちょっと想像力を働かせるっていう人間らしさって無いものかね。

って思いました。

(追記)
この記事に関して、神奈川県の公的サポートだと勘違いしていましたが、横浜市のNGO団体による活動だということがわかりました。