Twitter関連ニュースが話題に

ひとつめ

電車にはねられ少女死亡=自殺・事故両面で捜査―東京
時事通信社2012年12月05日16時43分
http://news.livedoor.com/article/detail/7205411/

で、この現場画像がTwitterで拡散されたので話題に。

報道写真として掲載される遺体写真は多い。多くはニュースバリューがあるもので、最近だと山本美香さんのご遺体の映像はYoutubeで共有された。で、このひとつめの女子高生が電車にはねられた画像にニュースバリューはあるのか、というと、ひとつの側面は東京で毎日のように起きている、悲しい現実というニュースバリューがあると言えるけれど、逆の側面から見たら、遺族の感情を考慮しても、こういう可哀想な行為はするべきじゃないと言えると思う。三島由紀夫の遺族は、週刊誌に掲載された三島の生首写真を、「晒し首だ」と言って抗議したそうだけれど、これに近い感想を持った。

ただ、なんかモヤモヤした。
−ニュースバリューのあるものを、大手メディアが報道として掲載すること、は間違っていない。
−個人が、興味本位で、掲載することは、間違っている。
と思いつつ、最近は、大手メディアと個人メディアの垣根がすでにあいまいになってる。たとえば、ロシアの情報が欲しければ、昔はロシア専門大手メディアを探したけれど、今はそんなの要らなくて、ロシア在住者のブログなりTwitterなりを探せばいいわけで。

今のメディアは、ひどいのになるとTwitterのツイートをただ転載しただけのものや、Youtubeを転載しただけのものが、記事と呼ばれていたりして、すっかり主副が逆転しているように思う。

そういうときに、個人メディアが報道のつもりでたとえばご遺体の写真を掲載することが正しいことなのか、っていうのは、新しい明文化されたルールが必要になりそう。

ふたつめ

『絶対に許さない』地震でデマツイートをした高校生が日本中から総攻撃を受け炎上 [2012/12/08]
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/byokan/2012/12/post-1282.html

デマ、なんだよね。3/11にもあったこと(まったく同じ)なので、何を今更って感じだけれど、当時はまだTwitterってそんなに主要メディアじゃなかったので、今回ほど騒がれてはいなかった。これは、たとえば気仙沼の消防などに電話が殺到して業務に支障をきたしたのなら、偽計業務妨害っていう罪になるはずです。

Twitterは2ちゃん化してる

遺体写真云々とあわせて、Twitterはすっかり2ch化しているのだな、と思った。私がTwitterをやってたのは、2008年頃からで、
2008年 面白さが全然わからなかった
2009年 面白くなってきた。
2010年 はまった
2011年 放射能関連ツイートと有名人のPRツイートで辟易した
2012年 Twitterやめた

2009年頃のツイッターは、まだ内輪ノリで、ラジオの深夜放送みたいな楽しさがあった。2010年頃までそれが続いていた。ところが震災後に、全体的にヒステリックになって、やたらと放射能っていう単語が目に付くようになって、同時にTwitterで名を上げたいあちこちの専門家が怒涛のように増えて、うんざりしてきた。

有名人や専門家が増えるのと同時に、その対極にある正体のわからない匿名の人たちは、2チャンネルみたいな匿名だから何でも言える場所を作り上げていて、最近話題になるTwitterのネガティブなニュースは、たいていそういう人たちによるもの、なんだと思う。デマも言うし、他人に罵詈雑言も言うし、デリカシーの無い画像を投稿するし。

そういうのを「見なくても済む」のがTwitterでもあるんだろうけど、RTもされてくるし、話題にもなってるのなら完全に視界から外すこともできないだろう。もう、2009年くらいの村っぽい居場所じゃないんだよね。だからTwitterをアクティブに使うのはやめました。

(ニュースのこと、メディアのこと、Twitterの2チャンネル化のこと、を混ぜて書いてしまったので判りづらいけれど、今度改めてまた、分けて書こう。。)


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