テレビと新聞が生き残る手段


今、海外に住んでいるので、主なニュースの入手をネットに頼ってるんだけど、最近ネットのニュースを見るのが嫌になってきた。

特に掲示板とかTwitterだと、インターネットのオピニオンていうのが妙に偏りすぎていて、しかも海外経験もなさそうな子供たちが好き勝手に韓国嫌いだの中国どうこうだのと書き散らしていて、それがさらにそういう子供たちを増産しているような気がする。

ネットの意見が日本人の意見?というと、ネットに書き込みをする人々なんてせいぜい1/10くらいと見積もってる。その内訳も30代以前、とくに若い世代に偏っている。そういう偏ったオピニオンをいつも目にしていると、ついそれが日本人の意見と錯覚しそうになる。

新聞とかテレビに未来は無いよなぁと思っていたけれど、ネットがあまりに色つきだと今度はあまり色のついていない、公平でファクトのみの報道の価値が高くなると思える。そういうものならお金を出して買いたい。

しかし。残念ながら今のメディアは、インターネットの後追いみたいになっていて、ネットで話題の○○を取り上げるみたいな雰囲気。まだお金を出そうとは思えない。