マイノリティ病になってない?

楽天的に効率よく生きてゆくために。

私が思うマイノリティ病

・小グループや小コミュニティを好み、人付き合いがそんな小グループ中心になってしまう
・自分の属するマイノリティに関する情報に過敏になってしまう
・何か嫌なことがあると「自分は○○だからこんな目に・・」と悲劇的になってしまう

私はセクシャルマイノリティ(同性愛者)ですが、なるべく上のような、マイノリティ特有の行動パターンにならないように気をつけています。自由を束縛して窮屈になってしまうからです。自分の成長を妨げてしまうと思うこともあります。

対処策としては上の反対をすればいいだけ。

・小グループや小コミュニティから距離を置くこと
・自分の属するマイノリティに関する情報は遮断しちゃおう
・何か嫌なことがあったときは、それは自分の属性のせいじゃなくて、自分自身のせいなんだと思ってみる

もうちょっと詳しく説明しましょう。

・小グループや小コミュニティから距離を置くこと
例えば小さい頃から同性愛志向を自覚していながら、仲間がいないまま大人になって、あるきっかけで仲間といえる同じ性志向の人々に出会うと、当然嬉しいからグループになるのではないでしょうか。でも、そのグループは居心地がいいですか?いつも同じ顔ぶれ、同じような話題、同じことの繰り返し・・ もし、居心地がいいとは言えないのなら、グループから距離を置いてしまいましょう。そのために大切なことは、自立することと様々な世界を見ることだと思います。もっともっと自立して、自分に全然関係が無い社会も見てみましょう。

・自分の属するマイノリティに関する情報は遮断しちゃおう
同性愛者は〜だ、女性というのは〜だ、主婦というのは〜・・世の中の情報は容赦ないです。非常識な意見、優しさの無い、偏見は昔から溢れているし、情報化社会でより「目に付きやすく」なっています。いちいち見つけては目くじらを立てたり、悲しくなったりするのが効率的でしょうか?それより、もっと自分のスキルを磨いたりするほうが得だと思いませんか?見たくないものを見ないようにする努力は大切です。変な人の変な意見に怯えて生きるのは時間の無駄なので、やめましょう。

・何か嫌なことがあったときは、それは自分の属性のせいじゃなくて、自分自身(もしくは相手)のせいなんだと思ってみる
たとえば学校で、会社で、嫌なことがあったときに(友達に冷たくされた、とかさ)、「自分がマイノリティだから、こんな目にあうんだな・・・」って思ったりしませんか?私はありました。でも、実はそうじゃなかったってことのほうがずっと多いです。借りたものを返し忘れていたとか、何か不注意なことを言ってしまったとか、別の心当たりはありませんか?それとも、相手は誰に対してもそんな態度を取る人じゃないですか?自分がマイノリティだから嫌なことがある、と思うのは短絡的で簡単なんです。でもそうじゃない可能性を考えてみるのは大事です。

じつは、このマイノリティ病っていうのは、なにもセクシャルマイノリティだけじゃなくていろんな人々に起こるものだったりします。人種的マイノリティ、女性、主婦、未婚女性、子供のいない人など。ちょっと考え方を変えて、もう少し楽天的に、効率よく、生きたいですね。

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